ー孤独な最強姫ー
美「青龍なんて…、所詮人間のくずよ……。」



蓮「青龍を馬鹿にすることは、許さねぇ。」



美「本当のことを言っただけじゃない!!」



涼「美波、もうやめろっ!」


美「………。」



今、私の頭の中では、あの日の出来事が鮮明に思い出されていた。



あれは、私が中2の頃……



私には、もう一人お兄ちゃんがいた。



名前は、翔。とっても優しくて、かっこいい自慢のお兄ちゃんだった。



お兄ちゃんは、黒蝶9代目総長で、下っ端達にとても信頼されていた。




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