ー孤独な最強姫ー
簡単に人を殺せる青龍が信じられない。



ましてや、罪を償ってもいないなんて。



私達がどれだけ悲しんだか。


空兄と海兄もたくさん泣いた。

二人も、お兄ちゃんを慕っていたし、大好きだったから。


お父さん、お母さんも一緒。


だから、私が裁きを下してあげる。



『死』という、裁きを。



お兄ちゃん、安心してね。



私が、青龍を地獄に落としてあげる。



そして、私もそっちへ行くから。




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