ー孤独な最強姫ー
しばらくすると、何百人いた下っ端も数人しか残っていなかった。



すると、慌てたようにあいつらが出てきた。



蓮「よくもやってくれたなぁ。」



昴「一人でここまで……。」


歩「ねぇ、あのピアスって闇蝶じゃない?!」



隼「ほんまや……。なんで…。」



美「どうも☆今日は、敵をとるためにやって来ました。」


蓮「敵だと…??誰のだ…?!」



美「思いあたることありません??」



歩「俺達は、闇蝶に恨みを買うことなんてしてない!」



美「へぇ、覚えてないんですか……。」



さっきとは違い、私の声は徐々に冷めていく。



美「黒蝶9代目総長、神崎翔のことを。」



青龍「「「「ツ…。」」」」


美「あっ、思い出した…??」



佳「ねぇ、なんの話してるの。」



蓮「お前、出てくるなって言っただろう!!」



佳「だって、皆が中々戻って来ないから……。」



美「ククククク…。探す手間が省けたわ。お馬鹿なお姫さまだなぁ。」



昴「どういう意味ですか??」



美「何も、狙いがあんた達だけなんて一言も言ってないけど。」




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