ー孤独な最強姫ー
そして、俺がいつも通り喧嘩をしていたときだった。


相手はとっくに気絶してるのに、俺は殴り続けていた。


なぜか止まらない。


これ以上殴り続けたら、相手は死んでしまう。


そう頭ではわかっているのに、体は止まらない。


ﾊﾟｼｯ


いきなり手を捕まれ相手を見てみるが、フードを深く被っているため顔は見えなかった。


?「お前は何の為に喧嘩する？？俺が見る限り、ストレス発散にしか見えないんだが。」


図星だった。俺は家で溜まったストレスを、喧嘩で発散しているだけだった。しかし、

蓮「そういうお前こそ、なんか寂しそうだぜ。」


？「あぁ、俺は孤独だ。しかし、大切な親友とも言えるべき仲間がいる。俺はそいつらのために、喧嘩してる。お前も大切なものを見つけ、そいつの為に喧嘩しろ。」


そういって、男は去っていった。


そしてそれからしばらく経った頃、青龍に誘われ入った。

そこで俺は大切な仲間を見つけ、その為に喧嘩してる。


仲間を守るために、日々努力して強くなっていき、総長になった。


あとからあの男は闇蝶だとわかった。


だから俺は、闇蝶に感謝してる。しかしそれと同時に、闇蝶を越したいとも思った。



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