大地くんの天気予報


「…な、何だよ…?」


「…え、だってそれって…、なんか、友達、みたい…」


「…べ、別に、特別なことじゃないだろ…。同じクラスなんだし、もうまるっきし赤の他人ってわけにもいかねぇんだから…、普通にトモダチで、いいんじゃねぇの…?」


俺は、別に深い意味などなくそう言った。




…すると次の瞬間、清風がバッと体を起こし、仰向けになっている俺の顔を思いっきり覗き込んできて言った…。


「…ホント…!?」


フワッとした髪の香りと、端正な顔立ちにキラキラと輝く瞳が突然目の前に現れたものだから、俺は思わず、バッと腕で顔を覆った…。


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