大地くんの天気予報


吹き抜ける風に、緑の大地を撫でられて…、それを心地よく感じていのか、煩わしく感じでいるのかさえわからない、そんな大ちゃんに…、僕は怯えながら、少しずつ近付いていったんだ。




人なつっこい性格の陽ちゃんと、ちょっぴり気難しそうな大ちゃん。


まるで違う二人だけれど、そんな二人が、僕をつないでくれたんだ。


陽ちゃんのおかげで、大ちゃんと仲良くなれた。


大ちゃんのおかげで、陽ちゃんと仲良くなれた。




…一生に一度きりの、高校生の、僕の友達。


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