生まれて二度目のモテキ

最初の恋

私、叶英 沙恵。今回人生二回目のモテキがきた。
「ねー。沙恵ー。あんた羅音先輩に告られたんでしょ。」
「えっ？私が？」
羅音って言うのは、田野江 羅音って言う先輩で、頭も良い、スポーツできるし、ちなみにサッカー。音楽系も得意な優しい先輩。
「うん。だって噂流れてるけどー。」
「いやいや、告られたとか嘘だよ。」
こういう噂本当迷惑。
「嘘ー。本当？」
あっ、さっきから喋ってる子は、西野 亜由美。亜由美には彼氏がいて…その人サッカーしてるの。だから羅音先輩といろいろと関係があって、仲いいらしいの。その彼氏って言うのは、同学年でちなみに中2。名前は、
坂本 健。私も小学校のころ健と仲よくて、亜由美の事ずっと好き好きいってて…まあ、結局２人とも付き合えてよかったよ。なんかいろいろ大変だよ。亜由美が健と遊ぶ事になって、私にも遊びの誘いが来て遊んだわけ…でも、「なんで私が２人のデートに付き添わなくちゃいけないのー？」私は困った顔して亜由美に言う。「いいからー。」って、なにかがありそうな目で笑いながら言ってくる亜由美。「絶対何か企んでるでしょ。」「ん？」とぼけてるよ…。亜由美は毎回わかりやすいよ。健が部活終わるまで学校の前でまっていた。あっ、来た…って。えっ？「お待たせ。で、どうする？」…羅音先輩だ。ポカーんと口を開けながら羅音先輩をじーっとみつめていた。それから話が進んで4人で遊ぶ事になった。なんか、ダブルデートみたい。私と羅音先輩付き合ってないのに、なんで私なんか誘うんだろうって私にはまだわかってなかったみたい。この先どうなるかも想像できない中、モテキに邪魔されてるみたいで、今はそんな気持ち何処にもないのに。今にも自分が自分を傷つけそうで怖かった。

皆にはない物をもっていた。

「後悔なんてしたくない。」

この言葉で私の世界がかわったよ。








ごめんね羅音。

ごめんね皆。

謝りが心の中から溢れ出す。

これからが私の人生をかける未来

がまってる。