「恋愛初心者」物語
始まりは双子から

「ちょっと君達いいかな?」



そう、私達はこの一言から


新しい人生が始まった…


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


『おい、衣月もう俺行くからな』



「ん…今なん…じぃー?」



『もう8時半だぞ、学校は9時からだろ?』



「はちじ?……8時半ー!?」



『うるせーな、俺もうホントに行くからな』



私達、片岡家双子の朝は毎日に



こんな風に始まる。




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