愛してる


『最後にね、
圭の愛が欲しい。


圭から愛があったことを、刻み込みたいの。』


俺は、さゆを押し倒した。


さゆのパジャマのボタンを外す。


「愛なんて、いつもあげてるだろ。
うざいぐらいに。」

『うざくないよ。
嬉しかった……んッ。』


俺は首筋に顔を埋めた。


『はぁ…ッ、んッ…ぁッ。』


さゆの甘い声が部屋に響く。


「さゆ…」

『け…ぃッ、好き。。。』


切なさの混じった快楽の中、





「俺は、愛してる。」





俺たちは、


何度も、


何度も、


愛を囁いた。


< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop