愛してる
『最後にね、
圭の愛が欲しい。
圭から愛があったことを、刻み込みたいの。』
俺は、さゆを押し倒した。
さゆのパジャマのボタンを外す。
「愛なんて、いつもあげてるだろ。
うざいぐらいに。」
『うざくないよ。
嬉しかった……んッ。』
俺は首筋に顔を埋めた。
『はぁ…ッ、んッ…ぁッ。』
さゆの甘い声が部屋に響く。
「さゆ…」
『け…ぃッ、好き。。。』
切なさの混じった快楽の中、
「俺は、愛してる。」
俺たちは、
何度も、
何度も、
愛を囁いた。