Second Life 〜セカンド ライフ〜
『そ。それなら
俺も安心した。』
俺は前から思ってたことを
聞いてみることにした。
『あの…一ついいっすか?』
『…なんだよ?』
この辺じゃ名前を聞いただけで
誰もが逃げ出すような
暴走族の頭が妹のために
なんでここまで?
確かに皐月は普通の人生を
歩んできたとは言えねぇから
気にかけるのは分かるけど…
まさか皐月のこと
妹じゃなく女として…
『康平さんは…
あいつのこと
どう思ってるんすか?』