Second Life 〜セカンド ライフ〜
『…どうして私なんか
…………………
こんな私なんかを?
信じられない…
それに藤宮ならもっと
いい子がいるでしょ…』
やっと口を開いて
出た言葉は自分でも
驚くほど素直じゃなくて
可愛くない言葉だった。
『無神経って思われる
かもしれねぇけど
お前が俺らに
話してくれた過去の事
俺は忘れねぇ。
過去のことも全部含めて
お前の傍にいたい
って思うんだよ。』