Second Life 〜セカンド ライフ〜
『お前らなー
皐月びびってんじゃん。
散れっ!散れ散れ!』
康平は呆れながら
そう言って私の肩を抱いた。
『ごめんな皐月。
悪いやつらじゃ
ねーから。』
康平のつるむ人達が
悪いやつなわけない。
そんなことわかってる。
表面だけでも挨拶しなきゃ
康平に恥かかせちゃう。
私は康平に大丈夫と
耳打ちして2人の方へ向いた。
『…初めまして。
康平の妹の皐月です。
えっとよろしくお願いします。』