Second Life 〜セカンド ライフ〜





『学校でね不思議な
人達に会ったんだ。

その人達と少し
話したんだけど…』




『へぇ〜

お前が誰かと話すなんて
めずらしいじゃん。』




『どれだけ冷たい
言葉をかけても
嫌な顔ひとつしないで
話しかけてきたの。

そんな人今まで
いなかったから。』




『……信じてみたい?』



『ううん、まだ
そんな気にはならない。
話すのも今日限りだと思うし。』






これは本音。

あの人たちだって
所詮赤の他人。

信じて裏切られるのは
二度とごめんだ。
もう傷つきたくない。







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