Second Life 〜セカンド ライフ〜







いきなり視界が
真っ暗になって気づいたら
藤宮に抱きしめられてた。




『お前はずっと
今のままでいいのかよ?
一生誰とも関わらずに
生きていく気か?

もう心が限界なんじゃねーの。』




『…っ!離して!
限界なんかじゃ…』




暴れてみるけど
やっぱり藤宮の腕の中から
抜けだせなくて…
そして藤宮の次の言葉で
もう動けなくなった。






『じゃあ…なんで泣いてんの。』







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