先生好きでした
で、場所も体育館から保健室に変わっていた



でもいつまでも、この格好じゃ恥ずかしいよね!?


『ずっとこのままでも良いけど…』

そんなことを思っていると…



「ん~…」



『ヤバッ!!先生起きちゃった…』



慌てて寝たフリをしようとしたが、間に合わなかった


「あれっ!?尾崎起きたのか?」


眠そうな声で先生が聞いた


「はい!なんとか…あっ!先生が運んでくれたんですか!?」


「まぁな!!」


「すみません…」


「ん!?なんで謝るんだ?倒れた生徒を運ぶのも、先生の役目だからな!!」

生徒か…
やっぱりそうだよね…



「あ…ありがとう…ございます…」



「まぁ良いって!体調は大丈夫か!?」


「はい…なんとか」



「そっか…良かった」



シーン



うわぁこんな沈黙いやだぁ~



「あの…先生!?」


「ん!?」


「もう大丈夫なんで、体育館に行ってきてください」


ちょっと直球過ぎたかなぁ…


『ホントは、ずっとこのまま居れたら良いんだけど…引き留めすぎるのも良くないよね…?』





< 67 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop