Alice


†帽子屋†
『?いいよ。ウサギ達がいると嫌?』
Aliceが何を思っているかはなんとなく分かってた。だからあえてウサギ達について聞いてみた。

こくん。
案の定Aliceは頷いた。

『…じゃあウサギ達。あっちに行って?』出来るだけ声を優しくしたが、目は冷たかったのか…
3月ウサギが怯えている…ように見えた。

ウサギ達が離れたのを確認して言った。
『…白ウサギに惚れた?』
< 21 / 109 >

この作品をシェア

pagetop