いつまでも君を
しーいーやーーーーなーにしてんの??


そー言って声をかけてきたのは菜々だった




もうすぐ1年がたつんだ

早いなぁ1年って。



菜々side


もうすぐ1年がたってしまう
椎哉はお医者さんに入院しろって言われていたけれど
最後まであたしと一緒に居たいって言ってくれた。



すっごく嬉しかった。




そんなことを言われたのは最初で最後だった。



1年後


1年と3日で椎哉は旅立っていった。





椎哉がくれた言葉を胸に私は強くならなきゃ。




「俺は菜々を天国でもアイシテル。俺を忘れないでね。アイシテルよ
エイエンに。」









END
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