心の中のあなた



本当は、大丈夫じゃないクセに。


俺は、狭山の腕を掴んで立ち上がらせた。


「俺ら帰る。後は、お二人さんでらぶっとけ。」



言い終わり、テーブルにお金を置くと狭山の手を引っ張り ファミレスから外へと出た。



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