心の中のあなた



「嫌いになんて―…、なるはずない!!…飯山君のせいなんかじゃないよ!サヤさんが亡くなられたのは…アナタのせいじゃない…!!」



狭山の鼻をすする音が聞こえた。



「…俺の為に…泣いてくれてるんだな―…ッ。」


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