KIRINの恋
もしかして松田さん知ってたの?
余裕たっぷりのその様子にまどかは愕然とした。
12時。
美奈とともに昼休憩に向かおうとしたまどかに声がかかった。
「城田さん。」
松田だった。
げっ!何で声かけんの!?
隣にいた美奈だけでなく、周りの女子社員もまどかの方を見た。
「休憩のとこ悪いけど、この書類やり直してくれる?」
「へ?」
「ここの部分少し変更になったから。」
「あ、はい。分かりました。」
何だ。仕事の話か。
ほっとしたような残念なような…。
松田は何事もなかったかのように自分の席に戻った。
「わあ。すごいですね~。松田さんって。もう社員の名前覚えてるんだ~」
美奈に指摘されドキッとしたが、まどかはさりげなく答えた。
「そうね。できる人は違うんじゃない。じゃあ私コレやってから行くから」
「は~い。じゃあお先に休憩行ってきますね」
美奈を先に行かし、まどかは自分のデスクに戻った。
余裕たっぷりのその様子にまどかは愕然とした。
12時。
美奈とともに昼休憩に向かおうとしたまどかに声がかかった。
「城田さん。」
松田だった。
げっ!何で声かけんの!?
隣にいた美奈だけでなく、周りの女子社員もまどかの方を見た。
「休憩のとこ悪いけど、この書類やり直してくれる?」
「へ?」
「ここの部分少し変更になったから。」
「あ、はい。分かりました。」
何だ。仕事の話か。
ほっとしたような残念なような…。
松田は何事もなかったかのように自分の席に戻った。
「わあ。すごいですね~。松田さんって。もう社員の名前覚えてるんだ~」
美奈に指摘されドキッとしたが、まどかはさりげなく答えた。
「そうね。できる人は違うんじゃない。じゃあ私コレやってから行くから」
「は~い。じゃあお先に休憩行ってきますね」
美奈を先に行かし、まどかは自分のデスクに戻った。