MIND SPIRAL
第二章 非現実的な存在
「乃亞は強欲だから、試すには調度いいの」
「強欲って……」
「いいですよ。なんでも言って下さい」
乃亞は唸りながら考えた。
何か、ないだろうか。
「じゃあ……」
乃亞が急ににやつく。
とても怪しい。
「純金で出来た消しゴムが欲しいんだけど」
「いいですよ」
オスカルは静かに目を閉じた。
四人は無理に決まっていると思っていた。
しかし、
「えいっ。……ふぅ」
床に重りが落ちたような鈍い音が響く。
まさかと乃亞は床を見つめる。
床にはキラキラ光る謎の物体が。
「本物……!?」
乃亞は純金の消しゴムを手に取った。
ずっしりと手にのしかかる消しゴム。
「…………」
思わず乃亞は無言になる。
「強欲って……」
「いいですよ。なんでも言って下さい」
乃亞は唸りながら考えた。
何か、ないだろうか。
「じゃあ……」
乃亞が急ににやつく。
とても怪しい。
「純金で出来た消しゴムが欲しいんだけど」
「いいですよ」
オスカルは静かに目を閉じた。
四人は無理に決まっていると思っていた。
しかし、
「えいっ。……ふぅ」
床に重りが落ちたような鈍い音が響く。
まさかと乃亞は床を見つめる。
床にはキラキラ光る謎の物体が。
「本物……!?」
乃亞は純金の消しゴムを手に取った。
ずっしりと手にのしかかる消しゴム。
「…………」
思わず乃亞は無言になる。