MIND SPIRAL
「あっそうかよ」
「うん。そう。……で、あいつどうする?」
乃亞はオスカルを指さして言った。
暫く皆は考える。
「乃亞が……引き取ったら?」
「え!?なんであたしが!」
「だって乃亞が連れて来たんだし……」
「好きで連れて来たんじゃないのにー」
乃亞はかったるそうに言う。
(神かぁ……)
完璧に信じた訳ではない。
けど、なんだか不思議な感じ。
神って言われて妙に説得力がある。見せつけられたからだろうけど。
靡の言う通り、非現実的ではあるが、全く信じていない訳でもない。
「私が引き取ってあげてもいいですのよ」
潤が純金の消しゴムをうっとりと眺めながら言った。
「……潤ちゃんも強欲ね」
琉佳はくすくすと笑った。
「うん。そう。……で、あいつどうする?」
乃亞はオスカルを指さして言った。
暫く皆は考える。
「乃亞が……引き取ったら?」
「え!?なんであたしが!」
「だって乃亞が連れて来たんだし……」
「好きで連れて来たんじゃないのにー」
乃亞はかったるそうに言う。
(神かぁ……)
完璧に信じた訳ではない。
けど、なんだか不思議な感じ。
神って言われて妙に説得力がある。見せつけられたからだろうけど。
靡の言う通り、非現実的ではあるが、全く信じていない訳でもない。
「私が引き取ってあげてもいいですのよ」
潤が純金の消しゴムをうっとりと眺めながら言った。
「……潤ちゃんも強欲ね」
琉佳はくすくすと笑った。