監禁した姫に恋した俺!!
「...あ、うん」
俺はあたりを見渡した。
木に引っかかってる風船..
なくね!?
「どこに引っかかってるんだよ」
「あ、あそこです」
あの女が指を刺した場所は、この公園で一番高い木の頂上。
...うわ。
取れるかな..
木登りなんて、ずっとしてないし...
いちかばちかいけ~~~~!!!
「了解。待ってろ」
俺は木に向かって歩いていった。
そして木の前へ立つ。
どんだけ高いんだこの木は。
.....まぁ、しょうがないか。
監禁...できるかなぁ...??
いつもよりドキドキが半端なくあった。