激甘夫婦日記♪~大好きなダーリンとのlovely life~
あたしも大慌てで食事を済ませて丈二を追いかけて洗面所に向かう
鏡に顔を近づけてコンタクトを入れようとしている丈二の腕を押さえる
「待って待って!!」
「また?お前もコンタクトするじゃん。なんで俺のにそんなにこだわるの?」
あたしは人がコンタクトを入れているのを見るのが好き
友達や家族にはよくわかんないって言われるんだけど笑
「だって好きなんだもん…」
丈二の横顔に言って
ちょっとふてくされてみた
何も言わずあたしの顔を見てフッと笑う
チュッ
瞬きもできないくらいの早さであたしの唇は奪われた
「よし!完了!!」
今だにあたしは放心状態
「何ぼけっとしてんの?」
「えっ?」
気づくと丈二の顔が目の前にある
「足んないって?」
また意地悪に笑う
丈二があたしの腰に手を回して引き寄せる
自分のパジャマのボタンに手をかけて外し始めた丈二
「…んっ…丈二…仕事遅れるから…」
あたしの言葉と同時に唇を離した丈二はあたしを見て吹き出すと
「着替えようと思って服脱ごうとしただけなんだけど?小春は何を期待してんのかな?」
意地悪な笑顔を向ける丈二
「えっ?」
きっ期待?
あたしはただ…
「俺もそうしたいんだけど、今日も会社遅れたら今度こそ親父に解雇されそうだからさっ」
そう言って無邪気に笑う