激甘夫婦日記♪~大好きなダーリンとのlovely life~
SAIDO:丈二
「ただいま~」
いつもなら嬉しそうに笑って迎えてくれる小春が来ない
心配になってリビングを覗くと真っ暗でわずかな寝息が聞こえる
電気をつけてソファに行くと寝ている小春の姿
ワンピースから出る白くて細い足と腕
あまりにも寝ている姿が色っぽくて
目が離せなくなる
上着を脱いでネクタイを緩めてソファの端に座り、寝顔を見る
「可愛いすぎだろ…最近妙に色気出てきたし、不安になるだろ。わかってんのか?」
小春の髪を触りながら話す
ってわかんないよな。寝てるんだし
「んー……」
俺のせいか電気が眩しかったのか半分目を開いた小春
「丈二!!?な…なんで!!?」
目を見開いて驚く小春は時計を見るとあちゃーって顔してる
「ごめん!4時間も寝てたっ。いつ帰って来たの?」
大きな目を俺に向けて聞いてくる
「さっきだよ。」
「そっか。お帰り」
「ただいま」
優しく微笑む小春にキスをする
「ふふ」
唇を離すと小春が口元を緩めて笑った
「何笑ってんの?」
「丈二が子犬みたいに可愛い顔するからつい…」
なんて言ってる小春の口を塞いだ
さっきみたいな軽くて触れるだけじゃない
深い深いキス
一度したら止まんなくなる
最近俺、重症だ
どんどん小春のこと好きになってく
止まることなく…
気づいたら起き上がっていた小春が俺の下にいて
俺のキスにこたえている
首に回された腕と小春の声に俺はまた止められなくなる
ピンポーン
その時鳴ったチャイム