激甘夫婦日記♪~大好きなダーリンとのlovely life~




そう


毎日のようにこんな生活を送っているせいで丈二の遅刻は日常茶飯事


いつもお父さんに怒られてる


「ほんとだよ。今日は絶対遅れちゃダメだからね?」



「うん。マジやばいからなっ。親父にこの前幸せボケもいい加減にしろって言われた」


そうやって笑う丈二を見て改めて幸せだなって思う




服を着替えに寝室に行った丈二が皿洗いをしていると出て来たので


「丈二!お弁当」


朝早く起きて一生懸命作った弁当を渡す


「今日は何時に起きたの?」


「5時♪」


「5時!?そんな早く起きたの?」


「うん。だってあたしが丈二にしてあげられる事ってこれくらいしかないじゃん?だからお弁当くらいはちゃんと作りたいの」


黙ってあたしの話を聞いてくれた丈二は


あたしを優しく抱きしめる


「何回俺のこと落としたら気がすむわけ?俺はお前がそばにいるだけで幸せ。だからあんま頑張り過ぎなくていぃからな?」

優しく頭を撫でながら話す丈二

細く見えて触れるとほんとは凄く男らしいしっかりとした体をしている丈二


あたしもその体に腕を回した


「うん。ありがと」




「あっ!また忘れてたっ!!遅刻するっ!!!」


慌てて玄関に向かう丈二を追いかけて行く


普段の大人っぽいオシャレな服も家でしか見れないパジャマを着ている丈二も


ビシッとスーツを着こなしている丈二も


大好き



「じゃぁおふくろの事頼むな!俺もできるだけ早く仕事済まして実家行くから」


「うん。待ってる。いってらっしゃい♪」


「行ってきます!」



一瞬のキスと悪戯な笑顔を残して愛するダーリンは会社へと向かった






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