青空




私達は静かな廊下を歩く。


何を話せばいいかな…


そう考えていると転校生が口を開いた。




「…ごめんな。」



…え?



「な、何が?」


私は何に対して謝っているのかわからなくて聞いてみた。



「いや…せっかく早く帰れるのに俺のせいで遅くなったから」



「そんなこと…?」


私は意外なことで気が抜けた。




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