青空
第三章 名前
青井奏が転校して来て1週間がたった。
最近私は奈美、青井奏というメンバーで高校生活を過ごしている。
青井奏は早くもクラスに馴染んだ。
多分、彼の人柄がいいおかげだろう。
「柚葉、青井君、課題テストの順位が貼られたよ!」
奈美がいきなり私と青井奏に言ってきた。
「まじで?行こ、行こ!ほら、時野さんも!」
「う、うん」
私達は順位が貼り出されている掲示板に向かった。