先生の背中 追いかけて
グランドにつくと真っ先に大きく息を吸った。
「こんちゃーっす!!」
大声でグランドに向かって挨拶をすると、すでに準備をしていた部員たちが
「ちわーっす!」
と返事を返してくれた。
それがすごい嬉しくて上機嫌で更衣室へ向かっていると直哉くんに会った。
またなにか言われる………。
そう思いながら通りすぎようとしたら
「やっぱりお前は昔からその格好が似合うよ……本当に…」
耳元で聞こえた。
昨日と違う優しい口調で一瞬誰か分からないくらいだった。
「直哉……くん?昔って………?」
そう聞きたかったけど、振り向いたときにはもう直哉くんの姿はなかったんだ。
「おい、倉持!まだ着替えてないのか?更衣室分からないとか?」
「あ、赤木先輩こんちゃーっす!いや…すみません、更衣してきます」
直哉くんの言葉がつっかかったままだったけど、あたしはマネージャーの仕事を頑張った。
「こんちゃーっす!!」
大声でグランドに向かって挨拶をすると、すでに準備をしていた部員たちが
「ちわーっす!」
と返事を返してくれた。
それがすごい嬉しくて上機嫌で更衣室へ向かっていると直哉くんに会った。
またなにか言われる………。
そう思いながら通りすぎようとしたら
「やっぱりお前は昔からその格好が似合うよ……本当に…」
耳元で聞こえた。
昨日と違う優しい口調で一瞬誰か分からないくらいだった。
「直哉……くん?昔って………?」
そう聞きたかったけど、振り向いたときにはもう直哉くんの姿はなかったんだ。
「おい、倉持!まだ着替えてないのか?更衣室分からないとか?」
「あ、赤木先輩こんちゃーっす!いや…すみません、更衣してきます」
直哉くんの言葉がつっかかったままだったけど、あたしはマネージャーの仕事を頑張った。