先生の背中 追いかけて
いろいろあったけど体験入部の期間である1週間を迎えた。

あたしは先生に放課後の部活に参加するだけでいいって言われてたけど朝練も参加していた。


野球楽しいんだもん♪できれば長く野球に携わりたいからね。




放課後、横山先生に呼ばれた。

「倉持、マネージャーの件はどうする?俺はやってほしいと思ってる。お前のおかげで1週間スムースに練習できたからな」


「先生、あたしの答えはもう決まってます。マネージャーを是非やらせてくれませんか?」


「え…?本当か??」


「はい。あたしでいいならお願いします(^_^)」


先生にそう言ってあたしなニッコリと最高の笑顔を向けた途端。



ボフっ………………






…………………ん???






先生に抱き締められてる???








「本当よかった。お前がいてくれるだけで俺はいいんだ。俺の体で思う存分野球してくれよな」



先生の腕の中はなぜか落ち着いてずっとこのままでいたいと思った。

あたしは先生の腰に手を回し、服をギューっと掴みながら抱きついた。



「こんなあたしだけど、宜しくお願いです!」


「おう任せろ」



こうしてマネージャーをすることに決めた。



先生。あたし頑張るからね(^3^)/
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