先生の背中 追いかけて
確かに髪の毛も明るくてピアスもあけてる。
感じが悪いって思われるのは分かるけど話したこともないのに言われるのは酷だった。
毎日、1人でぼーっと毎日を過ごしていた。
平凡すぎてたまに野球がやりたくなったときもあったけど…
そんなときは窓から外の風景をふと見てみる。
「もう一本お願いしまーっす!!」
「ナイピッチ!!球はしってるで~」
野球部の声。
それにつられてあたしも声を出す。
「今の…ナイスピッチング………」
毎日放課後は自分の席から見えるグランドを見ていた。
あたしだけの特等席。
あたしが唯一自分を出せる場所。
そんなある日、いつもと同じように席についてぼんやり外を眺めていたら
ガラッ…………
教室の扉が開く音が響き渡った。
それと同時に男の人の声がした。
「お前、倉持明日香だったな?こんなところで何やってんだ?」
感じが悪いって思われるのは分かるけど話したこともないのに言われるのは酷だった。
毎日、1人でぼーっと毎日を過ごしていた。
平凡すぎてたまに野球がやりたくなったときもあったけど…
そんなときは窓から外の風景をふと見てみる。
「もう一本お願いしまーっす!!」
「ナイピッチ!!球はしってるで~」
野球部の声。
それにつられてあたしも声を出す。
「今の…ナイスピッチング………」
毎日放課後は自分の席から見えるグランドを見ていた。
あたしだけの特等席。
あたしが唯一自分を出せる場所。
そんなある日、いつもと同じように席についてぼんやり外を眺めていたら
ガラッ…………
教室の扉が開く音が響き渡った。
それと同時に男の人の声がした。
「お前、倉持明日香だったな?こんなところで何やってんだ?」