君が好き。
*疾風side
ヤバかった‥
バスで乗り合わせるとか‥
声かけたときはビビったよ〜
ビクッてなったから、ヤバいって
思ったんだけど‥
俺の顔見たら、ホッとしてたし‥
あの時はテンション上がったね。
俺、信頼されてんだ〜って
思っちゃったから♪
しかも、顔赤くしながら喋るし‥
可愛かったな〜
俺は、今朝の事を思い出して
楽しんでいた所に、
「疾風!!何、ニヤニヤしてんだよ。」
光がやって来ていた。
「してねぇーし!!」
「あっそ。てか、聞けよ〜」
「‥んだよ?」
「今日‥門の前で真波ちゃんに会った♪」
「あっそ。」
「うわ〜感動薄っ!!
てか、なんかいいことあったんだろ?」
「まぁな〜♪」
ちょっと自慢気に言った。
「なになに?」
「昨日は、バイトで会ったし‥
今日はバスで乗り合わせて喋った!!」
「うわ〜ズル‥」
「羨め〜♪
てかお前、告るの?」
「んー‥いつかは?」
「マジかよ?!」
スゲー‥自信あんな‥
「疾風は‥?告るの?」
「さぁ‥?」
「告れよ!!
優美ちゃん、疾風と喋るとき
いつも顔真っ赤じゃね?」
「あぁ‥」
「まずは、メアドゲットだな?」
キーンコーンカーンコーン
タイミング良くチャイムがなった。