君が好き。


「はい。

そうですが‥
え‥?ゆぅが?!」

そう言って、ゆぅのお母さんは
へなへなと座り込んでしまった。

「え‥どうしたんですか?!」

「ゆぅが‥ゆぅが‥」

「ゆぅがどうしたんですか?」

「信号無視した車に‥
―――ひかれたって‥」

え‥?
「ゆぅが?!
どこの?どこの病院ですか?!」

「△△病院‥」

「とにかく行きましょう!!」


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