君が好き。


「何で‥泣いてるの?」

疾風先輩は、止まって

涙をぬぐってくれた。

「あたし‥どうして‥
忘れてたんだろう‥」

「そんなの‥いいから。」

「でも‥」

「いいから‥泣かないの。
俺が、琉生に怒られるんだから‥」

「はい‥」


< 187 / 191 >

この作品をシェア

pagetop