君が好き。

「疾風!!」

2人と別れた後にいきなり言うから驚いた。

「どうした?」

「俺‥今日‥告白する!!」

「‥」

「やっぱ‥ダメかな?」

「いや!!いいと思うよ。
いきなりでびっくりしただけ!!」

「よし‥じゃあ、メールしてみっか。」

幸せそうだな‥良かったじゃん
多分‥成功だし?

「疾風はもうメールしたのか?」

「え‥いやまだだけど‥」

「そうか‥」


チャイムが鳴り、席に着いた。

「みんな‥来てるよな?
昨日決め忘れたから、
クラス委員決めるぞ?
誰かやりたい奴いるかー??」

クラス委員なんてめんどくさい
仕事、やりたい奴なんかいない。

「‥たく。
じゃあ、時間ないからくじ引きな。」

強制的にくじ引きになった。

ま‥当たんないだろ?

軽い気持ちでくじを引くと
当たり☆と書いてあった。

「え‥」

「疾風‥ドンマイ。」

「みんな引いたかー?
男子は黒瀬だな、女子は‥?」

「私です‥」

斜め前の奴が手を挙げた。

「葉山だな。2人とも、今日集まり
あるから、よろしくなー」

おいおい‥マジかよ‥
ついてねー‥
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