君が好き。
第8章―別れ

*優美side


「おはよ‥」

「あ‥おはようございます。」

朝、バスで会ってもほとんど
会話は無い。

「ふー‥」

先輩はため息をこぼした。

それは、何についてのため息ですか?

あたしのせい‥?


あたしが教室について、
しばらくしてから来た茉莉さんに聞いた。

「いつも、疾風先輩、何時くらいに
家に着いてるか分かる?」

「7時過ぎには着いてると思うけど‥?」

「分かった‥ありがと。」

あたしは、決心した。

先輩を楽にさせてあげようって‥


そして、あたしは先輩を
近くの公園へ呼び出した。
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