君が好き。
「佐山‥何かある?」
「んー‥別に‥」
つい葉山君に冷たくなってしまった。
「そういえばさ‥
葉山君は、嫌な笑顔を浮かべて聞いてきた。
別れたってホントなわけ‥?」
「ホントですけど‥?」
さらに冷たくした。
「ふーん‥
じゃあ、チャンスってこと?」
「全然!!」
はぁ‥わざとらしくため息を
ついて、机に伏せた。
「優美ちゃん??」
顔を上げると、
「海菜先輩‥」
「元気ないね?
なんかあった‥?」
「あ‥大丈夫です。」
疾風先輩をチロッと見た。
何か書いてるみたい‥
あたしの事なんて、もう興味ないよね‥