無償の想い
19 お昼ご飯
ご飯を食べながら武が私に質問してきた。
「なあ、麻美には兄弟とか居るの?」
「ん?私は一人っ子だよ。お兄ちゃんとかお姉ちゃんには憧れたなー。武は?」
「俺は姉ちゃんが一人。もう結婚して関西で暮らしてる」
「へー。意外。なんか弟が居そうな感じだけど」
「そうか?そんな事初めて言われたけどな。なんでそう思ったの?」
「なんか面倒見がいいし。会社の人とか・・堂島さんとかにもちゃんと気配りが出来てるって感じだし」
「そんな事ねーよ。どっちかって言うと俺はぶっきらぼうで大雑把なタイプだぞ」
「そういう所もあるけど、それ以外のところもあるよー」
「なんだよ。気持ち悪いな。そんなに褒めても何もでないぞ」
「別に褒めてるわけじゃないし。ってか何で兄弟の話とか聞いてきたの?」
「いやー何となく。居るのかなーって」
「なによそれ。ねえねえ!堂島さんとかは兄弟居るの?」
さりげなく聞いてみる私。
「えーっと充には妹と弟が居るかな。充の一つ下に弟、それから・・・高校生の妹が居るはず」
やっぱり昨日の人は妹さんだったんだ・・・って弟?
「弟さんも居るの?」
「弟さん『も』って何だよ。妹に会ったことあるのか?」
「え、あ、会った事ないけど・・何となく」
「まあこの弟が充にそっくりでなー今は何の仕事してるのかなー?」
堂島さんにそっくりなんだ・・・一つ下って事は私より二つ上かぁ。
「武と弟さんは仲良いの?」
「まあマブダチって程じゃあ無いけどな。昔はよく充と三人で遊んだもんだよ」
「なあ、麻美には兄弟とか居るの?」
「ん?私は一人っ子だよ。お兄ちゃんとかお姉ちゃんには憧れたなー。武は?」
「俺は姉ちゃんが一人。もう結婚して関西で暮らしてる」
「へー。意外。なんか弟が居そうな感じだけど」
「そうか?そんな事初めて言われたけどな。なんでそう思ったの?」
「なんか面倒見がいいし。会社の人とか・・堂島さんとかにもちゃんと気配りが出来てるって感じだし」
「そんな事ねーよ。どっちかって言うと俺はぶっきらぼうで大雑把なタイプだぞ」
「そういう所もあるけど、それ以外のところもあるよー」
「なんだよ。気持ち悪いな。そんなに褒めても何もでないぞ」
「別に褒めてるわけじゃないし。ってか何で兄弟の話とか聞いてきたの?」
「いやー何となく。居るのかなーって」
「なによそれ。ねえねえ!堂島さんとかは兄弟居るの?」
さりげなく聞いてみる私。
「えーっと充には妹と弟が居るかな。充の一つ下に弟、それから・・・高校生の妹が居るはず」
やっぱり昨日の人は妹さんだったんだ・・・って弟?
「弟さんも居るの?」
「弟さん『も』って何だよ。妹に会ったことあるのか?」
「え、あ、会った事ないけど・・何となく」
「まあこの弟が充にそっくりでなー今は何の仕事してるのかなー?」
堂島さんにそっくりなんだ・・・一つ下って事は私より二つ上かぁ。
「武と弟さんは仲良いの?」
「まあマブダチって程じゃあ無いけどな。昔はよく充と三人で遊んだもんだよ」