無償の想い
と同時に携帯を武に取り上げられる。
夢の時間は短いって本当だ。
「あーもしもし武だけど、今どこにいるんだ?もう会社終わってるだろ?」
せっかくの楽しい時間をあっさりと奪われた私…。
「え?結構近くにいるじゃん。もう晩飯食ったか?」
(8時過ぎか…もう食べちゃってるだろうな…)
「俺?今、会社の後輩と○○駅近くの○○って店にいるよ」
(ま、まさか呼んじゃう気なの?お化粧直さなきゃ)
「そんな事気にするなって!」
(あ、私がいるからかな?でも大丈夫!私は気にしません!)
必死で「私なら平気ですよ〜」と無言で武に伝える。
しかし
「そっか…じゃ、また電話するよー」
(ああ、やっぱり私がいるからだ…。もう嫌。帰りたい)
「おう、じゃあねー」
(来ないっぽいな…残念…)
携帯を置いて武が言う。
「今から来るってよ」
「あぁそう……って来るの?」
「うん」
「今の会話でどうなったら来る流れになるわけ?」
「え?何か変だった?普通じゃん?」
「今のは明らかに私がいるから遠慮しますって感じの流れだったよ!」
「あれ?来ちゃダメか?だったら…」
「ちょ…全然大丈夫だから!何の問題も無し!」
夢の時間は短いって本当だ。
「あーもしもし武だけど、今どこにいるんだ?もう会社終わってるだろ?」
せっかくの楽しい時間をあっさりと奪われた私…。
「え?結構近くにいるじゃん。もう晩飯食ったか?」
(8時過ぎか…もう食べちゃってるだろうな…)
「俺?今、会社の後輩と○○駅近くの○○って店にいるよ」
(ま、まさか呼んじゃう気なの?お化粧直さなきゃ)
「そんな事気にするなって!」
(あ、私がいるからかな?でも大丈夫!私は気にしません!)
必死で「私なら平気ですよ〜」と無言で武に伝える。
しかし
「そっか…じゃ、また電話するよー」
(ああ、やっぱり私がいるからだ…。もう嫌。帰りたい)
「おう、じゃあねー」
(来ないっぽいな…残念…)
携帯を置いて武が言う。
「今から来るってよ」
「あぁそう……って来るの?」
「うん」
「今の会話でどうなったら来る流れになるわけ?」
「え?何か変だった?普通じゃん?」
「今のは明らかに私がいるから遠慮しますって感じの流れだったよ!」
「あれ?来ちゃダメか?だったら…」
「ちょ…全然大丈夫だから!何の問題も無し!」