無償の想い
10 ヒラメキ
ある日の昼休み。
お昼を食べていたら武が私の所へ来た。
「ここ座るよ」
「ヤダ」
「ダメなの?」
「冗談、冗談。座って」
私は堂島さんの事が気になり武にさりげなく聞いてみる。
「その後、堂島さんの様子はどう?」
「相変わらずだな」
「そっか…そう簡単に気持ちは変えられないもんね」
「そうだよな」
(何か私に出来る事はないかな?)と考えていた。
ピカーン!!ひらめいた!!!
「そうだ!!」
と声をあげた。
「ビックリした。突然何だよ?」
「今度、夏祭りがあるじゃない。それ四人で行かない?少し気分を変えるのもいいと思って」
「それいいねー!!」
「じゃー武は堂島さんを誘ってね。その時、理子さんも一緒にって言って。絶対だよ」
「おう!分かった」
「麻美を信じて話して良かったよ。俺一人じゃどーにもなんなかったからさ。サンキューな!」
時計を見ると1時になろうとしていた。
「さーて仕事、仕事」
と武は立ち上がり私の頭をポンと叩いた。
「何張り切っているんだ」と思いつつ私も立ち上がった。
お昼を食べていたら武が私の所へ来た。
「ここ座るよ」
「ヤダ」
「ダメなの?」
「冗談、冗談。座って」
私は堂島さんの事が気になり武にさりげなく聞いてみる。
「その後、堂島さんの様子はどう?」
「相変わらずだな」
「そっか…そう簡単に気持ちは変えられないもんね」
「そうだよな」
(何か私に出来る事はないかな?)と考えていた。
ピカーン!!ひらめいた!!!
「そうだ!!」
と声をあげた。
「ビックリした。突然何だよ?」
「今度、夏祭りがあるじゃない。それ四人で行かない?少し気分を変えるのもいいと思って」
「それいいねー!!」
「じゃー武は堂島さんを誘ってね。その時、理子さんも一緒にって言って。絶対だよ」
「おう!分かった」
「麻美を信じて話して良かったよ。俺一人じゃどーにもなんなかったからさ。サンキューな!」
時計を見ると1時になろうとしていた。
「さーて仕事、仕事」
と武は立ち上がり私の頭をポンと叩いた。
「何張り切っているんだ」と思いつつ私も立ち上がった。