無償の想い
「そ、そうだよ!特別何かしてあげようなんて考えてなかったぞ!」と武。
「いやいや、あの時『たこ焼き食べよう』って言ってくれた麻美ちゃんがいなかったら俺はまだ悩み続けてたと思う」
「麻美ちゃん。本当にありがとう」
…好きな人から「ありがとう」って言われた。
でもそれは恋愛感情とかそういう事じゃなくて言ってくれた「ありがとう」の言葉。
その言葉が私の胸にいつまでも残っている。
きっと、堂島さんは理子さんの分も一緒に私に向けて「ありがとう」って言った気がした。
その言葉を言った時の堂島さんの顔はとても優しくて…
その時、私の携帯が鳴った。
理子さんからのメールだ。
なんだろう?と思いながらメールを開く。
「今日はありがとう。『たこ焼き食べよう』って言ってくれたのすごく嬉しかったよ。私が言ったらなんかわざとらしくて言いづらかったけど、麻美ちゃんが気を利かせて言ってくれたんだよね。すごく感謝してる。充も今日は楽しかったみたいだし本当に良かった。また今度お礼しなくちゃね。本当に今日は楽しかったです。ありがとう」
理子さんのメールを読んで泣きそうになった。
「いやいや、あの時『たこ焼き食べよう』って言ってくれた麻美ちゃんがいなかったら俺はまだ悩み続けてたと思う」
「麻美ちゃん。本当にありがとう」
…好きな人から「ありがとう」って言われた。
でもそれは恋愛感情とかそういう事じゃなくて言ってくれた「ありがとう」の言葉。
その言葉が私の胸にいつまでも残っている。
きっと、堂島さんは理子さんの分も一緒に私に向けて「ありがとう」って言った気がした。
その言葉を言った時の堂島さんの顔はとても優しくて…
その時、私の携帯が鳴った。
理子さんからのメールだ。
なんだろう?と思いながらメールを開く。
「今日はありがとう。『たこ焼き食べよう』って言ってくれたのすごく嬉しかったよ。私が言ったらなんかわざとらしくて言いづらかったけど、麻美ちゃんが気を利かせて言ってくれたんだよね。すごく感謝してる。充も今日は楽しかったみたいだし本当に良かった。また今度お礼しなくちゃね。本当に今日は楽しかったです。ありがとう」
理子さんのメールを読んで泣きそうになった。