無償の想い
そういっていつもの笑顔に戻る武。
でも心なしかいつもよりは緊張してるみたい。
普段こういう事が無い私はあまり緊張する事は無かった。
そうこうしているうちにプレゼン先の会社へ到着。
「よし、行くぞ」と部活のキャプテンのように張り切る武。
もちろん部下は私だけ。
私がキャプテンの立場だったら心配この上ないだろう。
だがそんな頼りない部下の出番は殆ど無くプレゼンは進行していく。
前日打ち合わせたとおりに武の助手を務める。
慣れない仕事だけど、武が上手くカバーしてくれたおかげでミスする事無くできた。
私の隣で堂々と発言している武の姿はちょっとカッコ良く見えた。
こんな風に外で頑張ってるんだなあ。
2時間ほどでプレゼンも終わり、相手方の評判も上々だったようだ。
初めての体験だったが仕事面での収穫もあったし、武の意外な一面も見れたので私も楽しかった。
「お疲れ様。上手く行ったみたいで良かったね」
「ああ、そうだな。麻美が手伝ってくれたおかげだな」
「そんなことないよ。武がいつもとは別人に見えたよ」
「そうか?」
「うん。あんな真剣な顔初めて見たかも」
でも心なしかいつもよりは緊張してるみたい。
普段こういう事が無い私はあまり緊張する事は無かった。
そうこうしているうちにプレゼン先の会社へ到着。
「よし、行くぞ」と部活のキャプテンのように張り切る武。
もちろん部下は私だけ。
私がキャプテンの立場だったら心配この上ないだろう。
だがそんな頼りない部下の出番は殆ど無くプレゼンは進行していく。
前日打ち合わせたとおりに武の助手を務める。
慣れない仕事だけど、武が上手くカバーしてくれたおかげでミスする事無くできた。
私の隣で堂々と発言している武の姿はちょっとカッコ良く見えた。
こんな風に外で頑張ってるんだなあ。
2時間ほどでプレゼンも終わり、相手方の評判も上々だったようだ。
初めての体験だったが仕事面での収穫もあったし、武の意外な一面も見れたので私も楽しかった。
「お疲れ様。上手く行ったみたいで良かったね」
「ああ、そうだな。麻美が手伝ってくれたおかげだな」
「そんなことないよ。武がいつもとは別人に見えたよ」
「そうか?」
「うん。あんな真剣な顔初めて見たかも」