こんな恋愛いかが?
「?!」
ドアの方から何かぶつかったような音がして、歩がそこのドアを開けてみると
「‥‥‥柚っ?!何してんの!」
柚がいた。
「えへへー‥ばれたかー‥」
頭をかきながら照れ臭そうにそう言う柚に、歩は睨みをきかせている。
「そ、そない睨まんでも‥な!あーゆーむっ♪」
柚は歩に投げキス‥みたいなぎこちない何かをした。
‥‥‥ていうか、今‥
柚、関西弁‥だったよね‥‥
「柚、なんで関西弁‥っ」
「‥っ!!‥?!」
柚は私のその言葉に焦りだし、歩に助けを求めるように眼差しをおくっていた。
「ほんま阿呆やろ‥」
え?
‥‥え?
私だけ話の内容が掴めてない‥
「‥どういうこと?」