僕と私~本当の自分~

『もしもし?』
「えっと…どちら様?(苦笑)」
『ヒロだよ!』
「え?ヒロさん!?」
ヒロさんは2個上の知り合い。
リュウジと仲良かったんだけど…まさかこの人まで一緒にいるとは…
3人そろってイツメンってやつですか(汗)
なんかうらやましい…
「なんか用事あったの?」
『いや、かわれって言われたから』
「…久しぶりだね!」
『あぁ…うん。』
なんかヒロさんかわいそう(汗)かわれっていわれたからかわるなんて…
「アヤトとリュウジは?」
『話してる』
つまりあなたはその空白を埋めるためだけに電話を渡されたと…
「そっか…」
ドンマイだね、この人…(苦笑)
2個上に向かってドンマイとか…うち最悪やん(汗)

…などなど、1人ツッコミしていると、電話の相手はいつのまにかアヤトに戻っていた。
『ごめんね(汗)』
「なにはなしてたの??」
『…色々。』
「そっか…」
『ごめんね?』
「え?なにが??」
『いえなくて…』
「別にいいよ♪無理しないで☆」
『うん…』


不思議な人…
どこか…同じニオイのする人…


似たもの同士…
私は直感だけど、その時そう思った。

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