僕の想い~あなたに伝えたい~
入学式前夜まで
3月3日
今日ほど疲れた日は無かった。
朝から雨がしとしとと静かに音色を奏でていた。
今日は高校の制服合わせの日だった。
14時からの開始だったため
早く済ませて帰りたい俺は
途中で並んで人ごみにまぎれるよりも
早く行って並ぶことを選んだ。
13時には着いたついた俺だが
早く行くという選択が間違いだったことに
後から気づくことになる。
入口に向かうとすでに一人
入口でしゃがみこんでいる。
よく見ると女の子で今風の可愛らしい
どちらかというとギャル系(ちょっとおじさんくさいか)
に分類されるような子だった。
まぁ一人くらいいたところで会話を交わすことも
ないだろうと判断し
俺はその子のとなりに並んだ。
これは俺にしかわからないかもしれないが
緊張を通り越してショートしてしまうのではないかというぐらい
鼓動が激しく俺の胸に響いていた。
「すみません」
彼女が俺に話しかけてきた。
慌てた俺はとても情けない声で返事をしてしまった。
「ひゃい!」
その返事を聞いた彼女は思いもよらなかった
俺の気の抜けた返事に対し
「クス…おもしろいですね。」
柔かい笑顔を見せ彼女は続けて話した。
「ここはセーラー服の採寸する入口ですよ」
よくみると確かにセーラー服採寸受付と書いてある。
恥ずかしくなった俺は何故か彼女に
「すいませんでした」
と一言を発し、その場を後にした。
その後は学ランの採寸入口に改めて並び
早く採寸を終わらせ学校を後にした。
採寸は無事終わらすことができたが
今日の出来事が衝撃過ぎていまだに思い出すと
ドキドキする。
あの子と同じクラスにならないよう
そう願いながら今日はもう寝よう…
朝から雨がしとしとと静かに音色を奏でていた。
今日は高校の制服合わせの日だった。
14時からの開始だったため
早く済ませて帰りたい俺は
途中で並んで人ごみにまぎれるよりも
早く行って並ぶことを選んだ。
13時には着いたついた俺だが
早く行くという選択が間違いだったことに
後から気づくことになる。
入口に向かうとすでに一人
入口でしゃがみこんでいる。
よく見ると女の子で今風の可愛らしい
どちらかというとギャル系(ちょっとおじさんくさいか)
に分類されるような子だった。
まぁ一人くらいいたところで会話を交わすことも
ないだろうと判断し
俺はその子のとなりに並んだ。
これは俺にしかわからないかもしれないが
緊張を通り越してショートしてしまうのではないかというぐらい
鼓動が激しく俺の胸に響いていた。
「すみません」
彼女が俺に話しかけてきた。
慌てた俺はとても情けない声で返事をしてしまった。
「ひゃい!」
その返事を聞いた彼女は思いもよらなかった
俺の気の抜けた返事に対し
「クス…おもしろいですね。」
柔かい笑顔を見せ彼女は続けて話した。
「ここはセーラー服の採寸する入口ですよ」
よくみると確かにセーラー服採寸受付と書いてある。
恥ずかしくなった俺は何故か彼女に
「すいませんでした」
と一言を発し、その場を後にした。
その後は学ランの採寸入口に改めて並び
早く採寸を終わらせ学校を後にした。
採寸は無事終わらすことができたが
今日の出来事が衝撃過ぎていまだに思い出すと
ドキドキする。
あの子と同じクラスにならないよう
そう願いながら今日はもう寝よう…