恋人免許〜永ちゃん先生わ恋人〜

ガラッ。
図書室わだれもいなかった。
うちの図書室は死角になる場所が多い。
校則で禁止されているケータイをやるに最適だ。

ブーブー。
と、マナーモードが鳴る。『図書室で待ってて永修』永ちゃんからだ。
『今図書室だから待ってるよ』
ピッと！
あたしわ窓際の死角のある場所に移動した。
あ.....。
この前のヤンキーみたいな人.....。
教室にこないと思ったらここにいたんだ.....。
「....！」
相手もあたしに気づいた。「あんたこの前のガンとばしてた子？」
「ちょｯガンなんかとばしてっ」
彼わ持ってたケータイをぱちんっと閉じてポケットにいれた。
「な、何してるんですか？こんなとこで」
「別に？そうゆうお前わ」「あ、あたしわ人....待ってるんです」
彼が近づいてきた。
「へ〜」
なにかいいたそうな目だった。
「彼氏？」
彼わあたしを本棚に押しつけた。
逃げ場なんかない.....。「別に？あなたわ」
「真似すんなや。俺わ兄貴待ってんの」
顔が近づいてきた。
「あ、あの！」
ちゅ。
一瞬、唇になにか温かいものを感じた。
頭フリーズ。
一体、何が起こったの！？「ごちそうさま♪」
彼わ自分の唇をぺろっと舐めた。
ガラッ。
だ、だれかくる！？
「まいー？」
永ちゃんの声だ。
「永ちゃん.......！」
「まｯ」
棚からひょっこと顔出す永ちゃん。