LOVE school
実は、莉華は吹奏楽部に入りながらも足が速いので足が速い人だけが入れる

陸上部に入部していた。

「勝てるわけないよ~この陸上部!!」

莉華の肩をバシバシはたきながら口ははぁはぁし、足はがくがく。

「陸上部で悪かったね!真希は足が遅いからそんなはぁはぁいってるんだっよっ!」

バシッと鈍い音がして次の瞬間には背中を抑えながら、まるでおばあちゃんみたいな歩き方をしている私がいた。

莉華はそんな姿を見て大ウケ。

その笑いはクラス中、ううん、学校中に広まった。





その中にはあなたの笑顔もあったかな?







< 8 / 12 >

この作品をシェア

pagetop