君とバスで
Ending-PART1
うそ、うそ、うそでしょ!?
達也くんに話し掛けられるなんて!!
パニックに陥ってしまうあたし。
見兼ねた達也くんが、
あわてて頭を下げた。
「す、すいません!急に呼び止めたりして!」
そんなっ、びっくりしたけど
謝るほどのことじゃないよ!
っていうか、普通に嬉しかったし……。
大丈夫、
と顔を上げるように言うと、
達也くんはホッとしたように笑った。
「実は…あなたに話があって」