[完] スマフォン忍者 HISANO

弐 すべては仲間のため

 冷たい空気。
 いい加減、暖かい部屋に入りたいところだが…そうはいかない。

 今は瞳美とエイイチを待っている。

 潜入してから気がつけば三日経っていた。

 寿乃は武仁に勝手に調査したことを謝ったり。

『そのあとどうするのかは任せる。』

 っと武仁に言われたあとは、色々準備して。


 瞳美のスマートフォンにエイイチから、

『瞳美に会いたい。

 戸倉線の会野田駅から歩いて五分のところに、会野公園があるから。
 明日の十七時、そこの正門に来てくれないか。』

 もちろん、瞳美の返事はオッケー。

 そのあとから、何か浮かれていたからね。

 だからもっと早く来るかと思っていたら、意外と遅い。

 あと少しで、瞳美とエイイチが現れるはずなんだか。


< 209 / 258 >

この作品をシェア

pagetop