[完] スマフォン忍者 HISANO
「まぁったく、なんで急に脅かすの。」

 寿乃は不満顔。

「だぁって、さっきからずぅ~っとパソコンの前にいるもん。

 たまには休まないと。目が悪くなっちゃうよ。
 
 それにぃ・・・。」

 瞳美はさっきより笑っている。

 なぜなのだろうか。理由は寿乃も啓仁もわからない。


「もうじき夕飯だよ!」

 なんじゃそりゃあ!っと寿乃と啓仁はひっくりかえってしまった。

 時計を見ると六時半を指している。
 まぁ、瞳美のいうことは嘘ではない。

「だから、普通に言えばいいじゃん。」

 寿乃はまだ、瞳美にやられた悔しさを引きずっている。

 瞳美と啓仁は、そろそろいい加減にしたらっと思わず思ってしまう。水に流したらっと思う。





 
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